お金の話
コロナ禍に癒やしを求めてBLを買いあさったら莫大な金額になった。
しばらく明細のチェックを怠っており、久しぶりにマネーフォワードをチェックしたら死にそうになった。
11万円もKindleを買っている月がある。やっちまったな……!

| kindle | 金額 | |
| 2021/1 | ||
| 2021/2 | ||
| 2021/3 | ||
| 2021/4 | 24 | 13,958 |
| 2021/5 | 33 | 25,350 |
| 2021/6 | 70 | 44,293 |
| 2021/7 | 146 | 98,565 |
| 2021/8 | 182 | 111,163 |
| 2021/9 | 70 | 52,430 |
| 2021/10 | 115 | 66,747 |
| 2021/11 | 51 | 34,899 |
| 2021/12 | ||
| 合計 | 667 | 447,405 |
購入点数のうち9割以上がBL。総額40万円にのぼる。
こんなに買うなら全部Amazonカードで決済すりゃー良かったし、他社も適宜利用すべきだった。今頃後悔しても遅すぎる。
今後はマネーフォワードの有料プランに課金してチェックすることにした。
面倒なことはやろうとせず、科目ごとにどれだけ使っているのか、自動入力される情報だけを大まかにチェックできれば十分だ。
毎月予算を決めてギフト券にチャージし、その中でやりくりすることにしよう……。
たぶん、レンタやシーモアの読者はそういうふうに予算管理しているはず。
もっと早く、こうすれば良かった……!
4月
はじまりはタイムラインに流れてきた広告だった。
英子先生による『副音声はうるさい十分に』
この作品はBL漫画投稿サイト『fujossy』に掲載されたもので、単行本化されているが、こちらのページで無料で読むことができる。
(18歳以上のみ)
攻め×受け2人のモノローグが一つの場面で同時に展開する演出がおもしろく、軽い気持ちで買って読んだらどはまりした。

普通はどちらか一方の心情しか知り得ないところ、両方を見せられることにより臨場感が高まり、ラブストーリーが2倍盛り上がる。
エッチなシーンも刺激が2倍! 脳内麻薬物質が出まくる。
5月
こうしてBL沼にハマり、さらなる刺激を求めてあれこれ試したが、最初は好みの作品がなかなか見つけられなかった。
この頃友人から勧められたのが、恋愛マンガの女王・水城せとな先生による『窮鼠はチーズの夢を見る』

名作だ。怖いくらい感情を揺さぶられ、結末の感動がじわーんと長く残った。
座裏屋蘭丸作品に出会ったのもこの頃だ。
「全部読みたい!」と思って買いあさったが、なぜかAmazonで買えないものがあることに気づいた。大人の事情ってやつだ。
そんなときは、迷わず他社で買おう!

基本はKindleだが、シーモアを併用するようになった。
6月
たまたま見つけた伊藤クロエ先生の同人小説にハマった。
クロエ先生をきっかけにBL小説のよさに目覚め、海外BL小説専門レーベルのモノクローム・ロマンス文庫に手を出した。
まず最初に読んだのは『ロイヤル・シークレット』(全2巻)
もし英国皇太子がゲイだったら……という設定のもと綿密に構成されたフィクションだ。
『ニューヨーク・タイムズ』のベストセラー作家が変名で書いたという。(一体だれだろう?)
ロイヤル・ファミリーという特別な設定で細部まで描き切ったリアリティと、厚みのある人間ドラマにグイグイ引き込まれた。
7〜8月
Kindle unlimitedに登録し、モノロマ文庫を絨毯爆撃的に攻めた。
モノロマはとにかく選書と翻訳がすばらしい。日本人と違って欧米人は「成熟」を求めるため、大人の男性同士を主人公にした作品(MM)が多い点も好みだ。
モノロマを読みつつ、日本の小説も探して読むようになった。小説の方がマンガより通読に時間がかかり、長時間楽しめるのだ。
BLレビューサイト『ちるちる』で評価が高かった『パブリックスクール』を読んだら波乱のストーリーに翻弄され、心が千々に乱れた。
シリーズのイラストを手がけたyoco先生に注目し、画集『永遠と一秒』を入手した。
こればっかりは紙で購入した。普段はKindle派だけど紙の本を買うときは楽天ブックス一択! 梱包がAmazonより丁寧で、信頼できる。
yoco先生の挿画つながりで尾上与一先生の『花降る王子』シリーズを読んだ。
『花降る王子』も好きだし『アヴァロンの東』も良かった。
尾上作品はなぜか電子書籍化されている作品が少ない。お願いだから過去作も全部電書にして……!
この時期は『ちるちる』のBLアワードで評価された作品を積極的に読んでいった。
小説では他に『美しい彼』『DEADROCK』『緑土なす』など……。
合わせてマンガも大量に読んだ。TwitterやAmazonのレコメンドを中心にザクザクと発掘し、Twitterのリストが長くなったので専用アカを作った。
Kindle unlimitedをきっかけに読むようになった作者は15人以上いる。
2〜3作読んで気に入ると、作家買いして全部読まないと気が済まない病気にかかっていた。
その結果が月間11万円という数字に表れている。
言い訳すれば、この時期は緊急事態宣言下の東京でオリンピックが開催され、不安とストレスがMAXに達していた。
9〜10月になって波が引くのと同時に私の狂気も少しずつおさまっていった。
9月
『わが愛しのホームズ』を除いてモノロマはアンリミ外も全て読み尽くし、2周目に突入した。(ホームズだけはどうしてもキャラクターが好きになれず途中で読むのをやめた。)
コーダシリーズ、「月吠え」シリーズ、『ロイヤル・シークレット』、『叛獄の王子』、「アドリアン・イングリッシュ」を始めとするジョシュ・ラニョン作品の多くを2回読んだ。
10月
Togetterで話題となったサスペンスBL『ディレッタント』(上下巻)を読んだ。
作者はカシオ先生。BLにはめずらしく後味悪い系の話を得意とする作者だ。

この時期、タイムラインに「ロマンス小説とは……」というツイートが流れた。
「読者は、最後にはすべてうまくいくと信じているからこそ、痛みに対して自衛する必要がなく、心を開いてさまざまな感情を経験することができる。これが(ロマンスという)ジャンルの特別な魅力だ」
Helen Hoangの言葉(Hiro_Tさんの翻訳ツイートより引用)
まさに同感だ。BLもロマンス小説に近い性質があり、多くの読者がハッピーエンドを求めていると思う。
ハッピーエンドじゃなかったら耐えられない……と思うぐらいつらい話でも、最後はきっとうまくいく!と信じているから読めるし、感情のジェットコースターを楽しむことができる。
あがた愛先生が『さよなら共犯者』を出版した折のツイートを見て、やっぱりそうなんだ……と思った。
このツイは、要するに「バッドエンドっぽいタイトルのBLは読者に敬遠されやすい(のではないか)」という懸念を示している。
11月
これまでに私が作家買いするようになった作者は下記の通り。
赤河左岸、あがた愛、akabeko、秋雨るい、吾妻香夜、井上佐藤、薄井いろは、内田カヲル、おまる、草間さかえ、九重シャム、暮田マキネ、ko、さとまるまみ、座裏屋蘭丸、しっけ、嶋二、じゃのめ、スカーレット・ベリ子、五月女えむ、高橋秀武、東条さかな、汀えいじ、南国ばなな、にやま、早寝電灯、久松エイト、日野雄飛、未散ソノオ、三月えみ、やん、ゆいつ、ヨネダコウ、rasu、CTK、Guilt Pleasure(敬称略)
小説では川琴ゆい華先生とモノロマはほぼ全て読んでいる。
4月〜11月までBLをKindle unlimitedと合計で1000冊ぐらい読んだ。本当によく読んだな。
初めはなにを読んでいいのかわからなかったから、Kindle unlimitedとAmazonのレコメンドが頼りだった。
来年は作家買いしている作者を追いかけながら、『このBLがやばい!』を参考にみんなが読んでいるヒット作を一通り押さえよう。中村明日美子先生とか全然読んでないけど、たぶん、読んだらはまると思う。











