久しぶりにブログを再開するにあたり、エロではなく人間ドラマをメインに描いた大人のラブストーリーを紹介したい!と思ったのだが……
一発目にエロシーン5割のマンガを選んでしまったのは、どうしてもこれだけは入れたかったから!
『おれの初夜は何度あってもいい』

タイムループものBLで、ラブコメで、心理サスペンスかと思うぐらい心理描写が細かい。
おもろい!
あらすじ
24歳ニートの緑月(みつき)は引きこもりのオタクだ。
他人との性経験がないままアナニーに勤しみ、マッチングアプリで知り合った年上男性と初体験をしようとする。
ホテルに入る直前、ビビってコンビニに逃げ込んだところ、店員の西原(さいばら)に助けられ、優しい言葉をかけられてほだされたみつきは、西原と初体験をする。
オタクにありがちな思い込みの激しさによって、みつきは、西原のことを処女にこだわりがある《処女厨》と思い込んでいた。
「もっと処女っぽく恥じらう感じを出せればよかったのに……」
空回りするみつき。
自己嫌悪しつつ次の日を迎えると、なぜか日付が前の日に戻っていた……。
作品の魅力
誰でも、他人の気持ちをはかり間違えて空回りし、赤っ恥をかいた経験があると思う。
みつきの場合は、ずーっと空回りしっぱなしだ。
いろんなパターンで西原くんとセックスして仲良くなろうとするが、根本的に勘違いをしているのでうまくいかない。
西原くんとどういうところですれ違っているのか。どうしたらうまくいくのか。
人間関係の心の機微が描かれているのが、この作者の特色で、おもしろいところだ。
毎回いろんなパターンでラブシーンがあって、5割裸なのに人間関係がここまで描けるのがすごい!
好きなところ
ピアスシリーズってエロの密度が高いよね〜。それはそれとして。
たまに出てくる脇役のキャラクターがいい味出してる。高校時代の知り合いのギャルの名嘉さんとか。
「ループもの」だからギャルは毎回同じ行動をするのかと思いきや、ちょっとずつ違っていて細部まで凝っていた。
あとチラッと登場するだけの西原くんの弟!
Twitter(𝕏)で見かけた限りでは、続編(3巻)ではキーパーソンになっているっぽい。またタイムリープする話なのかも?
私の持論では、BLで脇役のキャラが立ってストーリーに絡んでくる作品ほど、話に奥行きがあっておもしろいと思う。
作品情報
今井ささる先生は単行本が3冊出版済み。アンソロに1冊参加している。(一部Kindleでは読めないものがある)
- 『社畜が恋をしてみたら』2018年
- 『恋は地表マイナス2メートル』2020年(Kindle配信なし)
- 『ごほうび』2020年(単話配信 ※Kindleは単話なし)
- 『おれの初夜は何度あってもいい』上・下 2024年1月同時発売
『おれの初夜は何度あってもいい』は上・下巻で話としてまとまっている。(完結している)
続編は近日出版予定らしい。(2024年10月現在)




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